リノベーション

リノベーションのきっかけ

  • 購入したビルの一部を住居兼レンタルスペースとしてリニューアルしたい
  • 地元滞在時の拠点を兼ねて将来的にビル全体を事業目的として活用したい

リノベーション前の状態

 築40年以上が経過した鉄筋コンクリート造5階建の建物です。新しいオーナー様が取得する前は1、2階が店舗、3階以上が作業場・倉庫として利用されていました。

このビルを購入された施主様からリノベーションの依頼がありました。

築40年以上が経過した鉄筋コンク リート造5階建

1階店舗の中央部にらせん階段があり、2階フロアへ上り下り出来るようになっています。

このらせん階段を撤去して中空の床を埋戻し、1階をレンタルスペースと駐車場、2階を居宅と貸し教室にリノベーションする計画です。

1階店舗の中央部にらせん階段

工事の流れ

 工事はらせん階段を解体して撤去することから始まりました。バーナーを使って鉄骨製の階段を少しずつパーツ毎に切断していきます。

中央にポッカリと空いた部分が階段撤去後に残った穴ですが、床の強度を上げるため補強が必要になります。

床の強度を上げるため補強が必要

床の中空部分の面積が大きく、強度を確保するため、鉄筋を配筋する直前にH型鉄骨を上下二ケ所に掛け、既設の鉄骨の梁にボルトで固定しました。

床の強度が充分に確保されたので、コンクリートを型枠に流し込んで埋め戻し、新しい丈夫な床が完成しました。

強度を確保するため、鉄筋を配筋する直前にH型鉄骨を上下二ケ所に

内部の造作工事が始まりました。一階は2つの用途に分けられ、正面入口から右側部分はレンタルスペースとして賃貸を予定しています。

左側部分の奥の方はレンタルスペースから続く居室となり、手前の道路側は駐車エリアとなります。

奥の方はレンタルスペースから続く居室、手前は駐車エリア

二階の住居部分は給排水用の配管スペースを確保するため、現状から床の高さを約10cm持ち上げます。

高さを微調整できるプラスティック製の束を等間隔に並べて設置します。その上に厚さ28ミリの構造用合板を固定して新しい床の下地を造ります。

給排水用の配管スペースを確保するため床の高 さを約10cm持ち上げます

施主様は寒さがとても苦手なことから、床は強いご要望を踏まえ暖房仕様のフローリング材で仕上げています。

また、鉄筋コンクリートの建物であることから通風と結露防止の重要性を指摘され、その対策として24時間自動換気システムを導入しています。

24時間自動換気システムを導入

施主様はこの住居に常住するわけではなく、東京とこの場所を往復する生活スタイルを想定しています。

でも出来るだけ快適に過ごすことを何よりも重要視しています。空調や床暖房だけでなく、キッチンやユニットなど水回り設備にも強い拘りがあります。

水回り設備にも強い拘り

6月下旬から始まったリノベーション工事ですが、お盆期間を挟み約3ケ月を掛けてようやく竣工を迎えました。

住居部分のレイアウトは奥から寝室兼書斎、真ん中がダイニングキッチン、手前側にユニットバス・洗面脱衣室・トイレと水回りをまとめています。

真ん中がダイニングキッチン

キッチンとユニットバス、洗面化粧台はパナソニックの同一グレードのシリーズで統一されています。

施主様のたっての希望で、ユニットバスに酸素を含んだミクロの泡を発生させる機能を追加しました。柔らかく白いお湯が身体を芯から温めてくれます。

ユニットバスに酸素を含んだミクロの泡を発生させる機能

寝室兼書斎スペースはより暖かく快適な時間を過ごすことが出来るようにとの配慮から、天井を除く壁・床・サッシ窓に寒さ対策を施しました。

新設した間仕切り壁に断熱材を充填、床材は暖房対応、サッシ窓は内側に新しい内窓を取り付け二重としました。

内側に新しい内窓を取り付け二重としました。

二階の住居部分を除く残り半分のスペ―スは、貸し教室として利用してもらうことを想定しています。

23坪程度と充分な広さがあります。ヨガ教室やダンス教室などを主催した方に月極めではなく、より利用しやすい時間貸しを予定しています。

貸し教室として利用

一階部分はさらに広く、左奥の居室部分を含めると35坪を超えるスペースとなっています。

一番奥の壁面側にアイランド型のシステムキッチンをレイアウトしました。料理教室、飲食を伴う集まりや会議の利用に対応出来るようにしています。

一番奥の壁面側にアイランド型のシステムキッチンをレイアウト
リフォームデータ
工事期間
85日
費 用
1,725万(税込、土・木・建具・左官・内装・電気・水道など関連工事をすべて含みます)

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