鉄骨コンクリート造のため、建物本体の構造・強度は問題ないが、築１５年が経過して内装材の汚れ、破れ、色落ちなど劣化が目立つようになってきた。

新婚の息子夫婦のために、内部の装いを一新させることになりました。

一階の玄関入口から各部屋までの通路、そして階段と二階の通路の壁・天井のクロスをすべて張替え。

新築時のような清潔感のある空間がよみがえり、玄関に入ったときの印象も見違えるように明るくなりました。

新妻となる女性の第一の要望が床材の変更。和室とキッチンを除く４つの部屋すべてがカーペット敷きとなっていました。

ダニやカビなどの健康面、清潔感や掃除のしやすさから、全部屋フローリングに変更することになりました。

床の表面がコンクリートであるため、一般的なフローリング材ではなく、防音機能を持つフローリング材を使用しました。

年数の経過とタバコの煙によって黄ばみが目立ったクロスも張り替え、清潔で落ち着いた雰囲気に変わりました。

リフォームすることは、いつのまにか部屋中にあふれかえったものを整理する機会となります。

不要なもの、使わないものをまとめて処分することで、片付けと同時に新たな収納スペースを確保することができます。

１階のリビングと同じように床・壁・天井の材料を張り替えて、痛んだ入口ドアを交換しました。

広い部屋を占拠していた荷物を片付けると、明るく広々とした空間に生まれ変わりました。