車庫新築
リフォームのきっかけ
- 新車を購入したので風雨を避けるために車庫を新築したい
- リモコンでシャッターの開閉が出来るオートタイプの車庫にしたい
工事の流れ
車庫の構造は鉄骨系、木造系、スチール系などいろいろ検討した結果、コストや耐久性、景観などから最終的にスチール製に落ち着きました。
車庫の広さは車2台分と物置代わりの収納スペースを合わせた大きさとなりました。
車庫が立つ位置を決めたら、建設
機械でコの字の形に地面を掘り進めた後、捨てコンクリートを打って基
礎の土台を作ります。
土台の上に基礎を作るため鉄筋を組
んだ型枠にコンクリートを流し込んでいきます。
コンクリートが完全に乾いてしまうまで、2~3日間時間をおきます。乾いたことを確認してから型枠を取り外すと車庫の基礎が出来上がりました。
車を洗うために使用する水道を引き込み、車庫の入口左側に蛇口を取
り付けます。機械で車庫の内部をキレイにならして整地します。
いよいよ車庫の組み立て作業が始まりました。出来上がった基礎の上に決められたパーツをボルトで次々に固定していきます。作業員二人が丸二日掛かりで組み立てます。
周囲に柱を立てた後に梁を渡してしまうと車庫の骨格が出来上がります。さらに、壁を取り付けるとだんだんと建物の形が現れてきます。
壁のパーツを全部取り付けて屋根を仕上げると車庫が完全な形となって姿を現しました。でも組み立て作業はまだまだ続きます。
車庫の内部を正面から見るとこんな感じとなっています。一番奥の壁には棚を付けていますのでたくさんの荷物などを載せることが出来るようになっています。
車庫内の床にコンクリートを流す前に、ワイヤーメッシュを敷き込みます。ワイヤーメッシュは床面の強度を上げてコンクリートが割れるのを防ぎ
ます。
同じように車庫の入口付近と周囲全体にもワイヤーメッシュを敷き詰めた後にコンクリートを流し込み、車庫本体の基礎と周囲を一体化させてしまいます。
朝一番にコンクリートを流し込んだら、半乾きになるまで夕方までそのままの状態にしておきます。
半乾きの状態になったら、左官工事で内部と外回りのコンクリートの表面を丁寧に仕上げていきます。
コンクリートが乾いたら最後に電動シャッターを取り付けます。
シャッターは巻き上げ式ではなくオーバースライダー式で、シャッター本体を車庫の天井に格納するタイプですから、開け閉めがスピーディーでなめらかに作動します。
シャッターを取り付けてすべての作業が終了しました。施主の憧れであった全自動タイプの車庫を前に、早速リモコンのボタンを押して動作を確認していました。
想像していた以上の質感と仕上がりに大満足の様子で喜んでいました。