駐車場造成
リフォームのきっかけ
- 手頃な中古住宅を見つけて購入したが、駐車場が無いので作りたい
- 土地の広さに余裕があるので、二台分の駐車スペースを確保したい
リフォーム前の状態
施主様は一戸建の住宅を探していましたが、ようやく実家の近くに条件に合った中古住宅を見つけることが出来ました。
ただ駐車場がありません。ブロック塀とコンクリート擁壁を解体し、道路から直接出入り出来るよう敷地内に駐車スペースを作ることにしました
工事の流れ
ブロック塀を壊しますが、門扉側と反対側の隣地境界線となっている一列だけ残しておきます。
コンクリート用カッターでブロックと内部の鉄筋を切断していきます。さらに基礎の擁壁も上から下にカッターを入ていきます。
ブロックの両サイドを完全に切り離すと重機の出番となりますが、あっという間に基礎部分までキレイに取り除いてしまいます。
次に庭の表土を30㎝位の深さですき取っていきます。取り除いた土の量は全部でトラック4台分にもなりました。
表土のすき取りが終わると天然石の砕石を敷き込み、上からローラーで転圧して均していきます。
敷地の中ほどにあった水道の量水器ボックスも配管をやり直して道路側に移設しました。これでメーターの検針もスム―スになります。
コンクリートのクラックを防ぐ目的で砕石の上からワイヤーメッシュを固定し、いよいよ生コンを流し込みます。
流し込んだ生コンを左官屋さんが何種類ものコテを使って丁寧に押さえていきます。好天に恵まれよく乾きますが、それでも一日掛かりの作業です。
土間コンクリート工事が完了し、駐車場の竣工を迎えました。ゆるい勾配を付けて車の出し入れが楽に出来るようにしています。
またスロープ部分には冬場に積雪などで車がスリップしないよう、表面にほうき目を入れました。
リフォームデータ
工事期間
10日
費 用
43万2千円(税込、水道など関連工事をすべて含みます)