塗装・防水 防水
リフォームのきっかけ
- 台風接近の影響で大雨が降って以来、一階の天井から雨漏りが発生する
- 壁面に生じたひび割れから雨水が侵入し、軒下部分の塗装が浮いてきた
リフォーム前の状態
築年数50年が経過した鉄筋コンクリート造二階建ての住宅です。
台風が接近して激しい風雨に見舞われた影響で、一階和室の天井から雨漏りが発生しました。その後も大雨のたびに同じ場所から雨漏りがするようになりました。
施主様のお話しでは以前の防水工事から相当の年月が経過しているとのこと。
平面陸屋根の構造上の特性ですが、年数が経過すると防水層の劣化によって雨漏りが発生します。またひび割れも生じることから、定期的なメンテナンスを欠かすことが出来ません。
工事の流れ
作業は防水処理を施す表面の汚れやカビ、コケなどを高圧洗浄によってキレイに取り除くことから始まります。
以前はシートを張って防水機能を持たせていましたが、経年劣化によって防水効果が無くなってしまいました。
洗浄作業の後、まず透明色のプライマー溶液を下地表面に塗布します。この溶液は下地表面と水色の塗膜の接着をよくする目的があります。
水色の塗膜は一回目の作業となります。時間をおいて充分乾かした後、グレー色の二回目の防水塗膜を作ります。
防水効果を万全にするため、手すりの基礎回りや台座の部分まで丁寧に塗膜を塗布しています。
工事が終わった後、再び台風が近づいて大雨が降りましたが、雨漏りが発生した場所からの雨水の侵入は完全に無くなりました。
側壁の上から下まで縦方向に走っていたひび割れ部分は、V字型にさらに深く掘込んで削った後からコーキング剤を注入して補修しました。
ひび割れから侵入した雨水の影響で軒天の塗装が浮いていましたが、悪い部分を取り除いて塗り替えています。
リフォームデータ
工事期間
5日
費 用
38万円(税込、コーキング充填、塗装など関連工事をすべて含みます)