新築時からちょうど２０年が経過したキッチンです。ご覧の通り特に入れ替えの必要性を感じないほど掃除や管理が行き届き、とても大事に使われてきたことが分かります。

施主様は入れ替えを最後まで悩んだようですが、ご自身の最後の思い入れを優先されました。リフォーム補助金が当選したことも後押ししたようです。

　工事は既設キッチンの解体から始まります。最初に天袋とレンジフードを取外し、次に本体の解体に入ります。

コンロはＬＰガスを使用していましたので、事前にガス業者さんに連絡し、配管の切り離しとボンベの回収は前日に完了していました。

次に大工さんが下地の造作に掛かります。タイルを貼っている所とキッチンと天袋を取り外した跡の段差を解消するため合板を張って調整します。

さらに全体に９ミリの合板を張って表面の高さを均一にすると下地が出来上がります。

新しいキッチンの取り付け作業が始まりました。左側面の壁にキッチンパネルを貼り付け、クリナップ独自の自動お掃除機能が付いたレンジフードを取り付けます。

レンジフードの右側にはスイッチ一つで作動する電動昇降式の水切り棚ユニットを取り付けます。

最上級グレードの機能を備えた真新しいキッチンが出来上がりました。食洗機やＩＨコンロを組み込み、料理や後片付けの手間を考慮しています。

天井と壁のクロスも一新して清潔感溢れるダイニングキッチンに生まれ変わりました。『リフォームして本当に良かった』と感謝の言葉を頂きました。