リフォームには、人・家族のそれぞれの夢や希望がいっぱい
詰まっています。工事が進んでいくとそんな家 族の願いや
希望が具体的な“かたち”となって現れてきます。
日毎に変化していく現場の様子をお伝えしな がら、
リフォームに込めたそれぞれの想いをご紹介します。
リフォーム完成
全ての工事が終了しました。お風呂はこんなに見違えるほど生まれ変わりました。
壁のタイルも見事に補修されています。また、床のタイルも全面的に貼り替えられ、排水の目皿も新しくなりました。リフォームに合わせて給湯はLPガス湯沸かし器から、エコキュート給湯機に切り替えました。
最近は新築に限らず、リフォームでもエコキュート給湯機が普及してきました。給湯に掛かる費用はエコキュートを1とすると、ボイラーは3倍、LPガスは5~6倍と言われています。
1ケ月分の給湯に要する電気代は千円程度と大変経済的です。機器の購入に必要なコストを約5年間で取り戻せますので、その後はずっと水光熱費の削減のメリットが続きます。
自営業で共働きのご夫婦ですから、奥様の願いは料理の後片付けや掃除に時間を取られたくないこと。
そこで、食器洗い乾燥機をキッチンに組み込み、レンジフードも普段の手入れがほとんどいらず、掃除する時も簡単にできる高級タイプを採用されました。
収納引き出しがスライド式となり、大きな鍋などがタップリ入る大容量タイプになりました。
これまで吊戸棚に置いていたものまで入るようになり、また引き出しを手前に引くだけですぐ取り出せますから、使い勝手がとても良くなったと喜んでいます。
洗面化粧台も最新シリーズの人気タイプに入れ替えました。洗面ボウルの面積が大きく深さも充分です。
また、ハンドシャワー付きですから洗顔や洗髪にも大変便利です。化粧台本体だけでなく、別売りの収納ユニットも追加して収納に困ることはありません。
■お引き渡しを終えて
8月に入って急に工事をすることが決まり、子どもが帰ってくる阿波踊り前にはすべて仕上げて欲しいというのが奥様のご要望でした。日程に全然余裕がありませんから材料の発注、業者間との作業の打ち合わせや調整を綿密に行いながら、お約束の日の二日前に無事間に合わせることができました。
奥様が何より気にされていたのは老後の健康と生活のこと。平均寿命まで生きることを前提として、安心して便利に、そして快適に過ごすために家のことで今やっておかなければならないのは何かということでした。子どもがお医者さんということもあって、病気や健康については今から心配してもしょうがないと考えているようです。
引き渡しを終えて一週間後にお伺いしてみると、予想していた以上の使い勝手の良さ、便利で快適な機能に大変満足されていました。奥様によると、まだ直したいところがいくつかある。今回は日程も急でバタバタしたが、とりあえず一期工事だと考えている。また二年後に残りのリフォーム工事を行いたいとのことでした。
■費用その他
単身赴任から戻ると無くなっていた自分の居場所を確保するための増築
手術後の生活をサポートしてくれる住みやすく、心地よい部屋にしたい
平均寿命まで生きると考え、元気なうちに家の不満を解消しておきたい
築後90年が経過した旧家を現代風の使い勝手の良い住まいに変えたい
介助が必要な父親のために安心して使えるトイレ、浴室を一日でも早く