リフォームには、人・家族のそれぞれの夢や希望がいっぱい
詰まっています。工事が進んでいくとそんな家 族の願いや
希望が具体的な“かたち”となって現れてきます。
日毎に変化していく現場の様子をお伝えしな がら、
リフォームに込めたそれぞれの想いをご紹介します。
反対側から見るとこんな感じ。
これで部屋が広すぎるために悪かった冷暖房の効率が良くなります。なかなか暖まらない、少しも冷えないといった今までの不満がなくなります。
新しいキッチンの据え付け作業も始まりました。人造大理石製のカウンターとシンク、食洗機、浄水器など最新の装備となっています。
仕事を持っている奥様の強い要望は後片付けなどの作業をできるだけ簡単にすること。
食洗機だけでなく、レンジフードも普段のお手入れをほとんど必要としない高級タイプを選ばれました。
大工さんの造作工事や水廻りの設備工事が終わると最後にクロスを貼り替えていきます。天井、壁の古いクロスを剥がした後に新しいクロスが次々と貼られていきます。
三つ目の寒さ対策は、すべてのサッシュ窓のガラスを複層ガラスに取り替えること。
はき出し窓・出窓・腰窓など5ヶ所のガラスを二重にすることで、騒音を低減して断熱効果を大幅に改善します。
リフォーム完成
すべての工事が完了しました。
新しいクロスが貼られたリビングはより明るくなり、オシャレな引き戸がモダンなアクセントとなっています。
天井埋込式のエアコンも省エネ型に取替ました。
キッチンもご覧のとおりに真新しくなりました。熱源をIHコンロにすることでオール電化対応として電気料金をさらに引き下げます。
シンクの反対側は食器収納ユニットとレンジや炊飯器などを置く家電カウンターを配置しています。
調理の作業動線を短縮して家事の効率化を計っています。カウンターの一番下は分別したゴミの収納スペースです。
■お引き渡しを終えて
今回のリフォームは写真で紹介した内容だけでなく門扉の取り替え、庭の植栽のやり替えなど外回りの工事を含む大掛かりな工事となりました。ご主人はプラン作りに何度も検討を重ね、床暖房やサッシュガラスの二重化、エコキュートの導入などの寒さ対策について、商品のメリットやデメリットまで詳しく研究されたうえで最終的な結論を出されたようです。
寒さ対策がすべて完了した部屋を見ながら”これで自分の責任は終わったな”と少し感慨にふけっていた様子でした。床暖房は予想していた以上の効果にすっかり気にいったようで床からの温熱が何とも心地よいと喜んでいただきました。
■費用その他
単身赴任から戻ると無くなっていた自分の居場所を確保するための増築
手術後の生活をサポートしてくれる住みやすく、心地よい部屋にしたい
平均寿命まで生きると考え、元気なうちに家の不満を解消しておきたい
築後90年が経過した旧家を現代風の使い勝手の良い住まいに変えたい
介助が必要な父親のために安心して使えるトイレ、浴室を一日でも早く