ユニットバス
リフォームのきっかけ
- 水回り設備の更新を計画的に進めているが、次は浴室をリフォームしたい
- 浴室が寒くて冷たい、浴槽が狭くて深いなどたくさんの不満を解消したい
リフォーム前の状態
ちょうど30年前、施主様のご両親が大規模な増築をされました。代は変わりましたが、引き続いて使用してきた在来工法のタイル貼りの浴室です。
タイル貼りの浴室の不満や悩みはどのお客様も共通しています。特に冬場はその不満がピークに達することも同じです。
施主様は昨年から古くなった水回り設備を計画的にリフォームしています。システムキッチンの入れ替えに続き、今度はユニットバスの順番となりました。
工事の流れ
工事は以前の浴室の解体から始まります。浴槽を取外して洗い場の床を掘り下げ、浴室入口の壁を壊すと内部を見通すことが出来ます。
タイルはラス網の下地にモルタルでダンゴ貼りされています。新しい開きドアが収まるように左側壁のタイルも落とすことになりました。
ユニットバスの基礎を作るため、新しく造作する床面から26㎝下がったところまで土間コンクリートを流し込んでいます。
真新しい中央の柱は浴室を補強するためのものです。浴室の天井にある梁の大きさと次の柱までの距離から、強度を確保するための処置です。
ユニットを据え付ける準備が整いましたので、組み立て作業に入ります。1坪サイズ(1616型)の設置に必要な寸法は、縦横約167㎝です。
施主様宅は旧間サイズ(約190㎝)で建てられていますから、右壁の側と天井部分にはまだ少し空間が残されています。
今年施主様が計画しているリフォーム工事のうち、そのメインとなるユニットバスの入れ替えが完了しました。
デザインやカラーについては奥様の考えや意見を数多く取り入れています。アクセントパネルは、こげ茶系の落ち着いた色合いで質感の高い仕上がりとなっています。
タカラスタンダードのユニットバスは4面の壁すべてがホーロー製のパネルです。質感だけでなく掃除のしやすさや強度なども大変優れています。
施主様ご夫妻はイメージ通りの仕上がりにとてもご満足の様子でした。「冬場は苦痛だった入浴がこれからは極楽になります」と喜ばれていました。