ユニットバス
リフォームのきっかけ
- ユニットバスに替えてはみたものの、予想以上に狭すぎて困っている
- 現状のままでは安心して入浴できないので、浴室をもっと広くして欲しい
リフォーム前の状態
ご覧の通りまだピカピカのユニットバスです。それもそのはずでタイル貼りの浴室から写真のユニットにリフォームしてから、まだ1年4ヶ月しか経過していません。
このユニットバスの大きさは、1216サイズと呼ばれているもので、標準の規格サイズでは一番小さく、広さは0.75坪です。
以前の浴室と比較すると奥行きはあまり変わりませんが、横幅が狭くなっています。
施主様にはショールームで実物を見てもらい確認を頂いたのですが、実際に出来あがってみると洗い場が想像以上に窮屈で不便さを感じるとのこと。
このままでは安心して入浴できないからと、通常の1坪サイズよりさらに大きな1.25坪のユニットに取り替えることになりました。
工事の流れ
ユニットのサイズを1216から1620タイプへ二回りサイズアップさせるため、脱衣室側へ約45㎝拡げます。
解体が終わると、土間コンクリートを流し込んで基礎を作り、配管位置を変更すると据え付け準備は完了します。
新しいユニットの組み立て作業が始まりました。まず、洗い場の床部分をコンクリート基礎の上に固定します。
浴室全体のサイズが大きく、作業スペースに充分な余裕があるため、取り付けがスムーズに進みます。
次に浴槽を据え付けます。この後パネル・カウンターの組み立て、ミラー・シャワー・水栓の取り付け、暖房乾燥機の調整と続き、最後にすき間にコーキング剤を注入して作業は完了です。
After
新しいユニットバスの据え付け・組み立てと付属の工事も終了しました。
浴室入り口は壁を造作して枠を取り付け、クロスで仕上げています。床は以前のクッションフロアからフローリング材へ貼り替えました。
浴室への出入りは使い勝手の良い引き戸を採用し、内部の壁には手すりを設置して安心して入浴できるようにしています。
浴槽は鮮やかなゴールデンオレンジカラーを選択され、壁面のパネルや洗い場の床などの色もトータルでコーディネートされています。
また、半身浴ができるベンチ付きのタイプですから、ゆっくりと浸かって疲れを癒すことができます。
今回のリフォーム工事で一番変わったところは、洗い場の面積が縦、横とも広くなったことです。
以前は洗い場で体を洗う度に手や腕が壁に触れてしまい不快に感じていたとのこと。
新しくなった洗い場は、およそタタミ一枚分の大きさがありますから、充分すぎるくらいの広さです。
想像していた以上の広さに施主様も驚かれていました。実際に入浴したあとの感想をお聞きすると「これなら安心してお風呂に入れる」と大満足のご様子でした。
ユニットバス:リクシル Kireiyu1620タイプ 内装・電気・水道など関連工事をすべて含みます